スキップしてメイン コンテンツに移動

注目

スローン「ファースト・オーダーが始まる」

休戦協定を締結したスローン大提督は帝国の敗北を演出します。 新共和国との戦闘を泥沼化させるのではなく、残った帝国の資源を温存する決断をしたのです。 皇帝の死により一夜で崩壊した帝国を巧妙に再構築したい。 休戦協定に違反せず、実態を表面化せずに、水面下で体制を立て直すのです。 皇帝一人に依存しない、中央集権を否定した次世代の帝国です。 資源の分散、水面下の帝国。 スローンは皇帝の継承を拒否します。新共和国を安堵させます。 皇帝の死を利用する。 スローンは帝国を再構築する上で、皇帝のように指令しません。 中央集権になってしまうからです。難しいでしょうね。 兵器産業の力を存分に利用するのです。 彼らは帝国との取引の継続を望んでいます。帝国との取引は新共和国が禁止しています。 口封じします、帝国の温存したい資源を渡し、大切に保管させます。 取引の条件は、新共和国に気付かれないようにすること。 スローンの指示でなく、兵器産業全体に主体的に帝国を再構築させる。 中央集権の否定、資源の分散、水面下の帝国。 見事に隠蔽できます。次世代の帝国の実態はバレません。 これがファースト・オーダーの作り方であります。 不思議な事に兵器産業に主体的に帝国を再構築させたので、スローンでさえ、ファースト・オーダーの実態を全て把握できなくなります。 これなら新共和国でさえ分からないでしょう。 つまり万が一、スローンが死んでもファースト・オーダーは頓挫しないのです。 これはスノーク創造の過程です。

帝国の後継者 感想

「スローン三部作」第一弾が再販されました!遡ること91年、旧三部作の劇場公開が終わり、ファンにとって氷河期真っ只中の時期に発売されました。エンドアの戦いで反乱同盟軍が帝国に勝利、アクバー提督やモンマスマ、レイア達が新共和国を建国した後の話です。ルーカスはジェダイの帰還(復讐)で完結したと主張しましたが、続きの筋書きを望むファンは多く、作家ティモシーザーン氏が小説に仕上げました。
シークエル公開中の現在はレジェンズに分類されています。

スローン大提督の活躍が描かれています。 帝国軍人は基本人間である規定が
ありますが、彼が例外なのは有名ですよね。最近は「反乱者たち」で登場しましたが、確かにこの作品を踏襲しています。激しい戦闘中も落ち着いて物静かに計算、指令する様子でした。
帝国は銀河大戦で多くの人的、物的、財的資源を失い体制の存続が危うい。そうした中で、限られた兵力をどう効果的かつ有効に用いるか難しい舵取りを任されます。皇帝は生前、スローンを近くに置きませんでした。有能な人材であるので、帝国内で力をつければ厄介な存在になるのを警戒していたのでしょう。腹心のシス、ヴェイダー卿で十分でした。もしかしたら、コアの帝国幹部が一掃された場合、体制を立て直すために、スローンというコマを遠くに置く皇帝の計算だったのかもしれません。当然、それを知る帝国幹部はわずかです。
皇帝の遺産を引き継ぎ、帝国の復活を実現しようとします。
彼はターキンや他モフの提唱したドクトリンとは対照的、それこそ帝国の生き残りである理由です。彼は尊敬する皇帝のミスを徹底的に分析しました。それについて彼の取巻きは学びます。
もしスローンが皇帝の代わりにエンドアの戦いを指揮していたら?

個人的にはマラジェイドの活躍が嬉しかったです。あまりマラについての文献を読んでいなかったので、ルークと出会うページや、過去についてをルークに教えるページは興味深かったです。
フォースを使える二人は徐々に打ち解けていくのでしょう。

レイアはハンとの間に双子を妊娠していますが、銀河全体で噂になっています。レイアはダースヴェイダーの娘であり、ルークと兄妹である事も銀河中に知られています。その過程を知りたい方は、カノン版ブラッドラインをお勧めします。


※おそらく当時ルーカスも読んだでしょう。彼はスターウォーズの世界観、設定、市場構築の強化に躍起でした。誰も考えつかない形で実現したかったのです。それがプリクエルの制作につながります。当時の映像技術に満足していなかったので、技術が発達するまでプリクエル制作を着手しませんでした。つまり脚本執筆の段階から考える時間は十分ありました。

この作品はプリクエル制作のヒントやインスピレーションがあります。
ジェダイが滅んだクローン戦争のいきさつ、旧共和国の記録、首都惑星コルサントやキャッシークについて等です。つまりルーカスがEP4の時点でぼんやり想像していても、形になっていなかった。そこでこれらの作品から徐々に明確になったのでしょう。
例えば、コルサントの名称はスピンオフで登場しました。それが採用されたのです。クローン兵はストームトルーパーより劣っていた設定だったようですが、プリクエルではストームトルーパーより優秀でしたよね。設定を書き換えたのでしょう。
他にクローン戦争でジェダイがクローン兵士を率いて戦う設定はお馴染みですが、その前身はこの作品に描かれています。
プリクエル作品はルーカス一人が全てを構築したわけでない、多くのスピンオフ作品を参考にしたからこそ深みのあるプリクエルに仕上がったのです。

単純に、フォースの覚醒、最後のジェダイのカノン作品と対比するのも楽しいですよ。

絶対にシークエル作品はスローン三部作等レジェンズ作品からヒント、インスピレーションの影響を受けているに違いないと思われます。何故なら、JJもライアンジョンソンも過去に読んだでしょうから!

人気の投稿