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注目

スローン「ファースト・オーダーが始まる」

休戦協定を締結したスローン大提督は帝国の敗北を演出します。 新共和国との戦闘を泥沼化させるのではなく、残った帝国の資源を温存する決断をしたのです。 皇帝の死により一夜で崩壊した帝国を巧妙に再構築したい。 休戦協定に違反せず、実態を表面化せずに、水面下で体制を立て直すのです。 皇帝一人に依存しない、中央集権を否定した次世代の帝国です。 資源の分散、水面下の帝国。 スローンは皇帝の継承を拒否します。新共和国を安堵させます。 皇帝の死を利用する。 スローンは帝国を再構築する上で、皇帝のように指令しません。 中央集権になってしまうからです。難しいでしょうね。 兵器産業の力を存分に利用するのです。 彼らは帝国との取引の継続を望んでいます。帝国との取引は新共和国が禁止しています。 口封じします、帝国の温存したい資源を渡し、大切に保管させます。 取引の条件は、新共和国に気付かれないようにすること。 スローンの指示でなく、兵器産業全体に主体的に帝国を再構築させる。 中央集権の否定、資源の分散、水面下の帝国。 見事に隠蔽できます。次世代の帝国の実態はバレません。 これがファースト・オーダーの作り方であります。 不思議な事に兵器産業に主体的に帝国を再構築させたので、スローンでさえ、ファースト・オーダーの実態を全て把握できなくなります。 これなら新共和国でさえ分からないでしょう。 つまり万が一、スローンが死んでもファースト・オーダーは頓挫しないのです。 これはスノーク創造の過程です。

JJがYouTuberだったら?


昨日、スカイウォーカーの夜明けの劇場公開が終了しました。この3ヶ月間、世界中で1100億を稼いで幕引きとなりました。このヒット作の要因は何点かありますが、ここではスクリーンショット編集について書きます。

ネットやSNSが主流になる前のテレビ絶盛期は、今と映画作りが違いました。大勢の観客が目にするのは、今と比べてテンポが若干ゆっくりな構成の映画が多かったです。なぜなら、当時の人々の方が集
中力があり、飽きやすくなかったからです。劇場で映画という娯楽をじっくり堪能する姿勢が整っていました。SNSでのネタバレやスマホへの依存傾向が無かったからです。

問題は、観客全てが受け身の立場に留まってしまう事です。映画製作者である少数の人間が、プロとして映画作品を提供するという特権的な娯楽であったと考えられます。何か作品に批判やヤジがあっても、個人の立場では発信できない、閉鎖的な現状でした。
今より読書に時間を割く体質がありました。活字に強くなれば、少し難しいセリフや字幕にも強くなって理解が深まるわけです。何よりスマホが無いので、安易に考える事を諦めない姿勢が備わっていました。動画配信サービスはなくテレビ番組が主流だったので、元々選択肢が少なく、
混乱しないので、思考は乱されません。

そういう日々は終わりを迎えました。この10年で飛躍的にテクノロジーは進歩して、情報インフラに革命をもたらしました。多様化と同時に世の中の思考スピードは速くなり、結果が迅速に求められる世界に一変しました。当然、映画という娯楽も変容します。

観客は観るだけでなく、発信する事も簡単になり、どこでもいつでも手軽に映画を視聴出来る様になりました。映画制作というプロの概念が曖昧になり、制作の民主化は加速しています。
少ない人間による閉鎖的な娯楽から開放され、共有という概念が登場しました。
何となく、スマホを見るだけで、大量のコンテンツ選択肢、ネタバレと予備知識の山、何を信じていいのか混乱する人もいます。それに伴い、人間の集中力や読書量は低下して、飽きやすい現象が起きます。字幕は短く、セリフは簡単になり、テンポは速く、筋書きは完結にする事が求められます。そうしなければ、世の中のスピードに適応できなく、興行収入に結びつきません。
クオリティの高いコンテンツを短期間で完成させて提供するスタンスが要求されます。それができてもSNSでの批判やヤジに悩ませられます。

こうした情勢を表しているのが、スターウォーズです。スカイウォーカーの夜明けは、これまでの世代とこれからの世代に支持されるための野心的な試みでした。
最近はパソコンがあれば誰でも編集者になれる時代です。例えばyoutubeはあらゆる編集者の選択肢が投稿されています。完成度や技術は様々ですが、編集の仕方(ショットの構成や場面効果など)も様々です。多様化した映像コンテンツの中で、対価を産み出すコンテンツを提供する事が求められます。殆どの人間が観ても面白く、理解したくなる映画コンテンツの制作は並大抵の事ではないでしょう。

JJは観客全員をどう欺けるか必死に考え抜きました。「ここでこのシーン、サントラを使うか!」「何だ、この展開は!」「この場面で真実を言うか!」など予想外の連続でしたよね。
こうした欺きが観客を刺激して、満足できる完結作として成功したと言えます。

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