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キャシアン・アンドー 第十二話 感想(ネタバレ注意)
最終回のあらすじを振り返る投稿はネット上に十分あるので、ここではボーナスコンテンツにフォーカスしました。
ゲイレンアーソ「どうしてもこのパーツが大量にいるんだ。。」
オーソンクレニック「安心しろ、手配する。皇帝の夢を実現する為だ」
ターキン「一体いつ完成する?」
開発の遅れを懸念している。デススター計画は理論上完璧だ。しかし実際の遂行には数々の障壁がある。しかも銀河に知られてはならない。
ナーキーナ5収容所は、デススターのパーツを秘匿するために存在が明かされない。極秘兵器のパーツなので、製造する人間は外に出せない。パーツが流出すれば、デススター計画は深刻なダメージを被る。大量のパーツは、銀河市場に出回る製品ではないので、人間の手で製造するしかない。だからドロイドに製造させられない訳だ。量産効果がないので、製造スピードが遅い。
限りあるサプライヤーの遅さが、建造の遅さを招いた。
デススター製造におけるサプライヤー網の形成は、アウターリムの方が都合がいい。だから皇帝はターキン含めコルサントから意図的に離した。
デススターが完成した暁には、ナーキーナ5含めデススターの試運転に破壊するとしよう(揉み消し)。
ナーキーナ5の帝国士官と看守は、デススター計画に投じられた要員だ。
キャシアン達を収容する際に、正式な手続きを踏まずにぶち込んでいた。銀河社会に知られないように作業要員を集める必要があった。だから一生収容するのだ。ただの観光客でも、犯罪者でないがナーキーナ5に送る。裁判を経た本当の犯罪者では都合が悪い。
同じ様に帝国はキャッシークからウーキーを収容、デススター計画の作業員に仕立てていた。
怪力のウーキーの次は人間という訳だ。ターキンの発案か?
しかしキャシアン達は脱獄してしまった。デススター計画が頓挫しかねない事態だが、パーツの流出は回避。何の為のパーツかキャシアン達は追求しなかった。
ナーキーナ5で脱獄事件が起きても、一切報道されない。
何故か?デススター計画を伏せる為に銀河に知られてはならないからだ。キャシアン達しか収容所の存在を知らない。
いずれキャシアンはデススター(プラネットキラー)に勘づく。ナーキーナ5の謎が解けるかもしれない。
※ジオノージアン設計の影響か?
このパーツの製造工程はジオノーシスの工場に似ている。おそらくナーキーナ5の収容所はヒントを得たのだろう。つまりクレニックの設計だ。
※本編終了後のボーナス映像には感服した。デススターのレーザー焦点機構の詳細なビジュアルが明かされた。短いがそれだけILMのコストと労力が投じられている。ルーカスも大満足だろう。
当時の帝国の最先端テクノロジーが垣間見れる。こんな繊細かつ強力な兵器を開発できるとは、ゲイレンアーソに頭が上がらない。しかしその裏で、ナーキーナ5のような犠牲があるのも事実だ。全てダースシディアスに仕えている。