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注目

デススター建造長期化に腹立つ皇帝

ゲイレン・アーソのせいでデススター完成は遠のいていました。 実は技術的な問題でなく、人為的な問題だったのです。 皇帝の不満はターキンに向けられ、ターキンの不満はクレニック長官に向けられる。 皇帝はデススターの実態が暴かれる事を恐れていた。 デススターほどの巨大な機密体制を長期間維持するのは、困難だったのです。 惑星を丸ごと破壊するような大がかりな宇宙ステーションだから、関わる資源も人員も膨大です。元老院は勘づいていた。 クレニックは機密をなんとしても維持することに神経を尖らせた。 ターキンに警告されます、皇帝の忍耐の限界。 デススターの機密に違法にアクセスしたISBのデドラ・ミーロが浮かびます。 どうやらISBの重要ターゲット、アクシスの正体を突き止めた。 デススターの巨大な機密が邪魔しており、ISBは長年、アクシスを特定できなかったのです。 クレニックにとって、アクシスなどどうでもよかった。 それよりもデススターの機密が漏洩したのが許せない。徹底して隠蔽します。 しかし見方を変えれば、巨大な機密がインテリジェンス体制の弊害になっていたことを意味します。アクシス以外にも様々な問題が生じているでしょう。 デススターが破壊されない限り、解決できません。 惑星を丸ごと破壊したい皇帝の夢をかなえる筈が、帝国の足枷になっていた。 機密は小規模で細分化、短期間で効力を失う方がいい気がします。

ルークの父親がヴェイダーだと初めて知った人。

ルークの父親がヴェイダーであることは今では常識ですが、EP5公開時は誰もが驚きました。
主人公が戦う敵が主人公の親であるという凡人には考えられない発想が世の中にインパクトを与えたのです。ルーカスがEP5公開でそのインパクトを確実に観客に届け、世の中を騒がせるためには、スクリーンに映し出すまでに、厳密にはセリフが発せられるまでに秘密を厳守する必要がありました。仮にEP5製作に携わったスタッフ全員が知っていては、ネタバレとして漏れてしまい、最悪の場合、噂になってしまいます。完全に情報規制するのは
困難どころか、不可能なのです。それだけ、ルーカスの逸脱した非凡な発想が凄すぎるんです。
そこでルーカスは自ら、俳優、スタッフ全員を欺きました。偽の脚本を執筆したのです。それに従って俳優はセリフを読んでセットで演技します。セットがバラされ、製作陣全員が安堵したところで本当のセリフを密かに録音して収録します。今ではコンピュータで音声変換も簡単になってきていますよね。
そして、スクリーンに自分を見た俳優たちは、周りの一般観客同様、驚愕しました。
「私がお前の父親だ!」(俺そう言ったっけ?)
脚本の情報管理が大成功に成し遂げられたわけです。
その上でルーカスは誰よりも信頼できる脚本家だけには秘密を打ち明けていました。共に周りの製作陣全員を欺ける技量を持った人です。その人こそ、ローレンスカスダン氏です。当時、無名だった彼はこのチャンスを逃さず、キャリアを築いていきました。ルークの父親がヴェイダーだと知った彼は本当に嬉しかったでしょう。まさに選ばれし者です。

この体験をもとにルーカスは新三部作で最高議長がドゥークーにシディアスである事を打ち明ける設定を思いついたのでしょう。秘密は一人で抱えるのはもったいないですが、誰かに打ち明けた方が案外、都合がいいのかもしれません。ローレンスカスダン氏は口が固かったので、ドゥークーも口が固い事にしました。EP5成功に習い、クローンウォーズ計画も成功しました。

さて、フォースの覚醒では製作陣全員がスマホを携帯して撮影していたり、衛星で外部セットを監視されていたりします。誰でもドローンが買える世の中です。演じている俳優さんはストーリーやセリフが外部に漏れないか心配しているようです。
しかし、ルーカスから、脚本の情報管理について伝授されたかもしれないJJはニヤついているかもしれません。そこで再び、ローレンス氏の出番です。

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