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スケルトン・クルー 第四話 感想(ネタバレ注意)

⚪︎前回、SM-33を助けてよかった SM-33のメモリーバンクにアトアティの座標があると思われます。 この座標は大変な価値がある。子供たちが家に帰られる以上に、裕福な金融都市がどこにあるか分かるのです。 だからSM-33の前の船長は、仲間を船内で殺し、SM-33の記録を封印した。 シュードロウも狙っています。  もしSM-33を置き去りにしていたら、ゲームオーバーでした。 ⚪︎バブフリック スカイウォーカーの夜明けで、C-3POはウェイファインダーの座標を正確に記録しました。しかしシス語の記録は、共和国元老院の法令に反するらしく、教えてくれません。 そこで他の記録が消える事を承知で、キジミに向かいます。 バブフリックに座標を引き出させた。 同じような事をSM-33にもやって欲しいです。 (一見価値のないD-Oがエクセゴルの座標を記憶していたなど、想像以上に価値のある情報を秘めている事があった) (アト・アティを見つける方が、エクセゴルを見つけるより遥かに容易い気がする) ⚪︎ニール 帝国崩壊後、こういう穏やかな子が増えた。 新共和国がそう教育させている。 ⚪︎ジェダイに助けて欲しい 多分、共和国は帝国にアト・アティの座標を隠していた。 皇帝が狙っていた。従って、皇帝が有する資産でも座標がわからなかった。もしくは皇帝が気付く前に帝国が崩壊した。(アト・アティが伝説になる) 新共和国はアトアティを秘匿にする。 ルークとランドはエクセゴルを探して銀河を旅していました。ジェダイのルーツを探る旅です。アト・アティに関して、ジェダイの遺産と何か関連があるなら、ルークが力になってくれる筈だと思う。 新共和国がアト・アティを秘匿にする上で、ジェダイの力を頼ったと思われる。隠蔽工作(孤立させるなど)。ジェダイの隠蔽工作だから難しい。 (ジェダイ聖堂に鍵があって欲しい) 共和国時代のジェダイがアト・アティを知っていたのなら、ヨーダも知っていた。議長は詳しく聞き出そうとしていたが、ヨーダは教えてくれない。 オーダー66発令後、帝国は聖堂を調査したが、わからない。 (ヨーダの居場所ダゴバもわからない) もし帝国がアト・アティの座標を知っていたら、存分に搾取していた筈だ。 皇帝は多くの星を手にしたが、アト・アティは手に入らず。

ロードオブシスの感想。

この小説はクローンウォーズシーズン1のライロスの解放後、つまりクローン戦争終結の8年後が舞台になっています。メイスウィンドウらの活躍により、分離主義勢力の侵略から共和国軍の武力で解放されましが、帝国の圧政を招く事態となりました。クローン戦争では上空に展開するヴェネター級が人々の希望でしたが、クローン軍の駐在はいつまでも続き、皇帝の権威を強制する手段となってしまいました。民衆が支持する民主主義が独裁者に支配されたわけです。
とはいえ、皇帝は帝国元老院を解散しませんでした。共和国時代から、使えるネットワークでしたが、今では合法的に骨抜きです。極端な話、存在していないと同然なのです。
解散は皇帝の切り札だったんでしょうね。
デススターが完成するまでの。解散されて、職を失うことを恐れた議員たちは皇帝にとって都合が良かったわけです。
その中で、例のデブ、オーンフリーター議員がいました。
皇帝は反乱の火蓋がアンターリムから始まることを警戒して惑星ライロスをターゲットにします。手段は皇帝と腹心のヴェイダーがライロスで殺されそうになるのを防ぐのが的確だったようです。
電撃訪問です。皇帝自らアウターリムまで赴くことにしたのです。謁見室でこの提案を聞いたター議員は驚愕します。皇帝はヴェイダーにライロス星系のモフに伝えますが、ター議員しか行かないと皇帝の指示通りに嘘つきます。
それを知らない帝国内部の裏切り者が反乱者に情報を流す…といったシナリオです。

上巻はスターデストロイヤーの戦闘場面で迫力が伝わってきてハラハラして面白かったです。早く読める文体でした。登場人物も怠け者の上官だったり、浅はかな考えの軍人、少女が登場するなど、発想がユニークだと思いました。
オーンフリーター議員はおそらく死ぬと思いましたが、ここでは書きません。

小説ターキンでは狩りで獲物を仕留める描写があったように、この小説もサバイバルシーンがありますよ。ヴェイダーはうっかりマスターに死んでほしかったかもしれませんが、忠誠との間で葛藤しているのが伝わってきました。これぞ、ルールオブツーですね。

二人がライトセーバーで戦う様子が頭に浮かびました。皇帝も元気だと思いました。さすが、一度にジェダイマスター3人を殺せただけのことはあります。

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