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注目

ジストン級SDはライトセーバーの技術を応用(推測)

銀河屈指の頭脳を誇るゲイレン・アーソはデススターを設計、見事に実現しました。 ジオノージアンの基本設計を踏襲して、技術的課題をほぼ克服します。 動力源の戦略物資カイバークリスタルを制御する。 もし、皇帝に粛清されたジェダイがカイバークリスタルの扱いを知れば、嘲笑ったと思われます。 ジェダイはカイバークリスタルを完全に制御する高度な技術を隠していたのです。 これがライトセーバーです。(なんと半永久的に使える武器) ゲイレン・アーソの頭脳でさえ、ジェダイの有する技術には敵わなかった。 皇帝がジェダイを粛清したことで高度な技術は失われます。勿体無い。 ライトセーバーの技術を惑星破壊兵器に応用すれば、デススターの構造を大幅に簡略化できた筈です。帝国はそういう発想をしなかった。 しかしシス・エターナルは、ライトセーバーの技術を受け継いでいたと思われます。 彼らは大勢で巨大なライトセーバーを建造することを思案していた。 それがジストン級スターデストロイヤーに搭載されるアキシャル・レーザー。 カイバークリスタルが収束する太い光刀を永遠に長くして、惑星のコアを突き刺す。 ライトセーバーみたいに光刀を制御、調整すれば、惑星のコアを誘爆できる。 ライトセーバーの動力源は、市販のパワーセルです。 アキシャル・レーザーの動力源は、スターデストロイヤー腹部の反応炉からで十分です。 デススターより遥かに簡略化、低コストなので、何隻もジストン級スターデストロイヤーを生産できます。ファイナルオーダーです。 蘇った皇帝を大変喜ばせます。惑星破壊のハードルを下げて、銀河全域の星を少なくする。 ファイナル・オーダーは皇帝の夢を再び実現できます。

ローグワンでのヴェイダー

かつてルーカス監督は旧三部作完成時、世間の評判に驚嘆する反面、嘆いていました。
ルーカス自身が想像した以上にダースヴェイダーが恐怖の象徴として観客に受け止められてしまったからです。

ルーカス監督の頭の中では、ダースヴェイダーは過去に様々な経験を通して 皇帝に人格を歪められた悲劇の主人公という設定でした。つまり愛への執着、好奇心、類い稀な想像力、行動力、そして権力への渇望です。これはお分かりの通り、銀河共和国が帝国に変貌する上で欠かすことの出来ない要素です。ヴェイダーは全てを失ったアナキンスカイウォーカーの悲劇の産物であり、皇帝に権力を約束された錯覚を抱くサイボーグです。対してマスターのパルパティーンは皇帝という称号、銀河帝国最高の権力、大勢の部下(元老院議員、将校、尋問官)、銀河最大規模の兵力の最高指揮権、元老院の解散権、ジェダイ聖堂、銀河最大規模の兵器デススターや戦艦、そして本当の愛弟子ヴェイダーを手に入れました。ヴェイダーは皇帝の座を手に入れたくて、誰か自分の弟子が出現しないか忍耐強く表面上は皇帝の良きコマになります。全ては皇帝を裏切り、
皇帝の全てを奪うために。

こうしたことを想像していたルーカス監督は何年も脚本、バッグストーリーを熟考して新三部作を全身全霊で創り上げます。ヴェイダーの人格を形成するに至った経緯、理由、原因を共和国という民主主義の敗北のテーマとともに映画の主題に設定しました。

しかし、ダースヴェイダーを旧三部作で観てきたオールドファンには賛否両論でした。
共和国の政治が退屈というのが妥当ですが、幼きアナキンの設定に納得できない等です。
無理もありません!ヴェイダーは何人の人間を絞め殺して、何本か腕を切ってきたのですから。
そう思えば、ルーカス監督の新三部作は難解すぎ、熟考され過ぎだったかが伺えます。
とはいえ、新三部作は最新の映像技術を駆使した事もあり新しい世代のファン獲得には成功しています。

さてローグワンのギャレス監督は根っからのオールドファンです。彼も恐怖の象徴ヴェイダーに魅了されました。新三部作の世間における評判をじっくり分析したディズニーらしい起用と言えます。まさしく再びダースヴェイダーを暴れさせてオールドファンを熱狂させる魂胆ですよね。
ルーカスがディズニーの方針に賛同したか定かではありませんが。
そこでローグワンでは切断された手足、火傷や傷跡、負傷した内臓をバクタ湯で治療されるシーンが映像化されたわけです。これを観て、「えっ?これアナキン?」と思う人や「えっ?ヴェイダーってこんなグロデスクだったの?」と思う人など様々です。確かに言えることは”どうしてこうなったか?何が彼を生かしているか?”というスターウォーズの根本に通じるテーマです。その好奇心に誘われスターウォーズの知識が派生すると思います。これこそルーカスの狙いではないでしょうか。極端な話、ディズニーに会社を売却するまで熟考していた事かもしれません。さすがルーカス監督です。


そういえば、劇場でラストシーンに興奮する子供がいたような。まさに”新世代”ですよね!

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