かつてネットが普及していなかった頃、日本人が個人で本場アメリカのスターウォーズコミックを入手することは本当に大変でした。京都で開催されたスターウォーズ展覧会で英語で描かれたコミックをチラッと見た幼き記憶が私にはあります。購入できなかったですが、いつか手に入れてやる!と思っていました。しかし、紙書籍のコンテンツは空輸する必要
があり、売り上げや購入者層、などのコスト的な問題で無理だったんですよ。
しかし、スマホの登場でデジタルコンテンツに革命が起きました。配信されたファイルをネット回線でダウンロードする一部マニアの手段が音楽配信に習い、正規の安全な仕組みが確立されたのです。どう購入するか、初めは誰もが解りませんでしたが、クレジットカードを登録できるセキュリティ技術、プリペイド式の課金方法が広く一般に浸透しました。
いつでも、どこでも、簡単にコンテンツを取得できます。
この波にスターウォーズは大胆に乗りました。英語ですが世界中のスターウォーズファンに平等にコンテンツを配信するビジネスチャンスをルーカスフィルムや子会社は得たのです。
スマホにアプリをインストールして、アカウントを開設、購入ボタンをタップするだけです。
まさに流通革命! 当たり前ですが本当に素晴らしい。
さて今年から配信されたダースヴェイダーのコミックは画が美しく、カノン標準の再構築された作品です。エピソード3~4の間の設定補強にルーカスフィルムは力を入れています。最後のジェダイの公開前に完成させたいのでしょうか?
例えば、アニメ反乱者たちに登場した尋問官。アニメではヴェイダーは尋問官を率いている。ぐらいんの抽象的なイメージでしたが、この6にはヴェイダーが皇帝によって尋問官を紹介する画が描かれています。なんとドゥークーと密談したり、シディアスがモールを鍛えたザワークスでの出来事です!描いてくれてありがとう。
そして皇帝がジェダイの粛清のあとも大切に残したジェダイ聖堂も描かれています。ここを残したのはジェダイの遺産目当てだけでなく、ライバルへの敬意をあったのでしょうか。インペリアルパレスからこっそり抜け出した皇帝が聖堂を散歩したり。(広すぎる笑)
そこで尋問官とヴェイダーを戦わせるのです!シスのルールオブトゥーで楽しんでいます。
トドメを刺す瞬間に ”stop! lord vader”
同等の力を持つ者同士を戦わせ、そこから利益を引き出すのは皇帝の得意技です。
(もし第二デススターで、ルークがヴェイダーにトドメを刺す瞬間に皇帝が ”stop! young Jedi” って止めていたらどうだろう?とか想像したら楽しいんです)
もちろん、ローグワンの見どころ、バクタ湯も登場。
絶対にカノン構築の司令塔、パブロヒダルゴ氏の息がかかっています!
是非、480円で購入してくださいな。
※ちなみにレゴスターウォーズの説明書も無料で配信されています。
買う前に頭の中でシュミレートしたり、目当てのパーツを探すにも重宝しますよ。