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モール シャドウ・ロード 第二週 感想(ネタバレ注意)

  ⚪︎ デヴォンの訓練が始まった モールの戦闘能力ではこのジェダイを始末するのは簡単でしょう。 しかし大切な生き残りをダークサイドに堕とすべく、手加減します。 オーダー66を生き延びたことを賞賛、ジェダイが滅びてしまった事に同情します。 「お前は僅かに生き残ったが、能力を無駄にしている」 かつてシディアスに施された訓練を、逆に実践しているのです。 モールは殺人ドロイドに鍛えられました、このデヴォンにも使うべきです。 共通の敵を倒すべく、鍛え上げていく。 「気付くべきは怖さでなく、己の弱さ」 なぜかデヴォンの名を知っている。 デヴォンはなんか気高いジェダイだが、所詮マスターが生きているから。 ダークサイドに堕とす上で邪魔である。 ⚪︎ モールの方が上手 デヴォンはモールから逃れますが、また警察を引き連れて戻ってくるのも想定している。 引き寄せて包囲すればいいのです(外側からホロ越しに刑事と話す) 刑事は帝国に報告していなかった、モールには好都合でした。そこで取引を持ちかけますが、 断られる。 モールは帝国に察知されるのも時間の問題だと警戒する。おそらくジェダイ・キラー(尋問官)と闘うだろう。そこでデヴォンが必要なのだ。 シディアスは任務の際、なるべくジェダイを生かしておくようにきつく言われた。 ジェダイの犠牲者が多ければ、怪しまれてしまうから。 今回はジェダイではないが、警察相手に犠牲者が多い。結局、帝国が来る羽目に。 シディアスの教えに反することはしない方が良かった。 ⚪︎ パイクシンジケート壊滅、再編 まだ生かしているヴァリオを操り、パイクの王様を始末する。 周りの参謀も一挙に始末したいだろうが、あえて残しておく。そいつを新たな王に仕立て、 今後意のままに操るのだ。愚かで従順な者ほどいい。 やはりヴァリオを生かしておいて良かった。 闇社会に詳しく正確な情報を色々持っているのは確かだ。モールの計画には欠かせなくなる。 嘘を言ったら許さない、誤った情報に基づき動いたら命取り。 かつてシディアスから渡されたシスの自白剤でも使いたいぐらいだ。 ヴァリオはモールを裏切った過去を後悔している。

ブラッドライン感想

いやあ、面白かった!角川文庫から出版された政治サスペンスの作品です。もちろんカノン。
買った時は意外と薄いなぁと感じましたが、上下巻とも300ページ近くあり、最近読んだファズマと文章量はあまり変わりません。ページ紙の厚さでしょうね。
読む前はモンモスマが主役でレイアが右腕として活躍するのかとぼんやり予想していました。帝国崩壊後の新共和国の知識が少ないのでイメージが掴みにくかったんです。プリクエルや銀河大戦時の頃よりも、ジェダイの帰還からフォースの覚醒までのカノンについては
勉強不足でした。
新共和国の元老院についてやレジスタンス、ファーストオーダーの誕生の
背景についてです。
そこでこのブラッドラインは最適かつ一番有益な作品です。

モンモスマが議長を務め終えた後、元老院はまた堕落してしまいます。残念ですが、パルパティーンの強権政治が押さえつけ過ぎた代償かもしれませんね。仕方ない。新共和国の国益について高潔な議論をするのではなく、セントリスト党、ポピュリスト党の派閥争いで私腹を肥やす議会の実態が露呈しています。それを変えるなんて容易くできない。
政治って難しいですね。
ポピュリスト党のレイアはセントリスト党のランサムカスタルフォ議員と共に犯罪カルテルの実態を調査していくわけですが、若いカスタルフォはレイアに失礼なことを言ったりして、あまり良好な滑り出しではなかったですが、段々と打ち解けていきます。
レイアは自分の出生について秘密を持っているわけですが、もちろん誰にも言っていません。知っているのはルークとハンソロぐらいです。そのまま死ぬまで封印出来ているつもりでも証拠があったんです。レイアの政敵はレイアを失脚させるためにそれを利用します。レイアの父親はダースヴェイダーだと。それを知ったレイアとカスタルフォの運命は?レイアの政治生命は?

展開が早く、つくりが巧妙な人間関係、あらすじは読んでいてかなり面白いです。これはカノン構築の成果ですよ。誰もが既存の知識としてレイアとルークはヴェイダーの子供って知っている訳ですが、その過程を掘り下げて、銀河の世間は元老院議員レイアオーガナの親を知っているか?
オーガナの物的証拠もオルデラン破壊と共に本当に消えたか?レイアは周りに嘘をついていたことをどう思っていたか?ダースヴェイダー=アナキンだと世間はどう知るか?レイアは兄がルークだとエンドアで知った時の気持ちは?ダースヴェイダーは娘のレイアを尋問してしまった事を後悔しているか?ダースヴェイダーの血筋が残っている事を世間はどう捉えるか?
などの要素を最大限考慮した作品です。
なんとローグワンのデススター計画や小説ファズマのブレンドル・ハックス将軍について仄めかす内容もあります!

レジェンズ作品ではかなり昔の時点でレイアの父が世間で明らかになる内容を作品化していますが、そのカノン構築で”足かせ”な点を再構成されています。
文章が複雑でも読みやすく、さすがベテランの富永氏の翻訳だなぁと感激しました。

そしてあとがきには来年4月にダースプレイガスの出版に向け翻訳中だと記されています!
とても楽しみですね!

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