早速ダウンロードしました!円盤より早いリリースです。
プリクエル公開の頃(ルーカス時代)はDVDを購入していました。あれからすっかりテクノロジーが発達して家に居ながら高画質なコンテンツが入手できるようになりました!
一時間半の「完成までの軌跡」「メイキングオブ最後のジェダイ」「未公開シーン」で構成されています。
プリクエルの頃のDVD特典は、ルーカス監督のこだわりでメニュー画面にCGアニメーションを駆使、ドキュメンタリー映像はもう一つの本編かのように徹底して
編集されていました。
しかし、映像の解像度が低かったんです。当時の家庭用ビデオカメラで撮影風景を録画していたようです。
そして10年以上の月日が流れて、itunes extraを再生した訳ですが、とにかく解像度が高く、映像美に圧倒されます!これが撮影風景の録画だとは本当に驚きです。
スマホの普及でイメージセンサーが高品質、低価格になり、撮影用の機材も進化したんでしょうね。ファイル圧縮の技術すなわちソフトウェアも驚異的に進化したのでデジタル配信も可能になったんだと思われます。
さて「完成までの軌跡」は特別、再編集、再構成されているわけではありません。作り手の立場で最後のジェダイは如何にして作品になったか収録されています。
ライアンジョンソン監督を起用した過程、キャスティングの様子(ローズ、DJ)、スタッフを集める様子からはじまります。ルーカス監督の場合、コンセプトアートを大量に描かせて、デザイン案を徹底して考えさせましたが、ライアンジョンソン監督は違うのが見てとれます。
今作はセット作りがとにかく凄いです。トップレベルの人材が監督の要望をかなえるために専門技術を発揮しているのがわかります。それを限られたコストで実現しようと話し合っています。予算は無限ではないので。
可能であれば、海外のロケ地での撮影も計画しています。
準備が整ったら、撮影が加速します。俳優陣が演技する場面のほか、マークが40年前の撮影風景を思い出して周りのスタッフにおしゃべりしている見応えのあるシーンも収録されてます。
撮影はデジタルではなく全てフィルムのようです。逆行していますね。そのテープを見ながら、監督は撮影しながら編集していました。
セット建造中にiPadを使ったAR技術も投入していました。これでスムーズに進行できるのでしょうか。
私の一番好きなシーンはレイとカイロレンが交信中の撮影風景です。当然のことですが、カメラがない反対側で場違いのレイが座ってカイロレンと会話しています。(スプレマシー内) その全体像を見ると「こんな感じだったのか!」と見ていて感慨深いです。技術的には別に困難なわけでないのに、面白いアイデアですよね。なんで今まで思いつかなかったのか?
ヨーダのパペット撮影風景もかなり見ごたえあります!マークが嬉しそうでした。
過酷な撮影スケジュールの中、製作陣かなり疲れていました。コスト、時間、トラブル…ローグワンでもそうでしたよね。いくらテクノロジーが向上したとはいえ、やはり短い制作期間は厳しかったのかもしれません。あくびしたり横になったり笑 こういう一部始終を記録保管するのは大切だと感じました。次世代の映画制作に貢献できますから。
「未公開シーン」は一度に全てを見たらもったいない気がします。あとでyoutubeで見れる時代ですし。