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注目

SW セレブレーションJ 参加しました

17年前の参加に続き、今度も参加しました。(金曜) 物凄い大人数で、辺り一面 人の海。需要恐ろしい。 バッジ取得後 並ぶ訳ですが、欧米人が多い(特に白人) 17年前はスマホがない時代だったので、コンビニでチケットを購入してました。 あの日も晴れでした、今回の方が混雑。それだけ市場が拡大していると実感。 スマホがなかったので、カメラには本当に苦労しました。デジカメのバッテリーが尽きかけて、使い捨てカメラをコンビニで買ったな。 オープニングセレモニーには、入れそうになかったので、売り場に直行。 ここでレゴやホットトイズを買う気はないので、ジャンク売り場っぽい店に入りました。普段、フィギュアは買わないのですが、せっかくだし6点ほど購入しました。 (バローラム、ヌートガンレイ、パルパティーンEP3、皇帝、ワトー、モールEP1) 在庫処分にしてはいい品揃えだったな。 店員のおじさんは、「また後から仕入れるんで、、よろしく!」 ありがとうございました。 書籍売り場にも行きました。あまり人気ない。。 洋書一点購入。これは見た事ないぞ。。 他に海外の中古本とか扱って欲しかった。。レジェンズ本は希少価値あるのに。 バッジを取得した会場の横にオフィシャルショーストアというのがありました。 ライトスピードは予約しているので、本当に楽しみだ。 その間、制作舞台裏のドキュメンタリー「light & magic」のイベントに参加。 ジョンノール氏(photoshopの開発者)やダグチャン氏のお話をお聞きできました。 プロの仰ることは大変勉強になります。 サイン会は予約しませんでした。最近の俳優さんばかりなので。。 10年前にマクダーミド氏のサインを頂けたので、いいのだ。 20万円以上のライトセーバー見れて嬉しかったな。 昔は10万円前後のマスターレプリカ製が多かったです。 スマホのせいで簡単に入手できる時代が到来して、製品自体の希少性が低下している気がする。古いものは大事にしましょう。 ライトスピードで優先的にショーストアに入れましたが、残念ながら売れ残りで荒らされていました泣 期待し過ぎた。並んでいる人いるのに。 ヴェイダー卿のLEDオブジェクト、コイン、パンフレットを購入。 Tシャツ売り場は長い行列だったな。...

ダースプレイガス (上) 感想 (ネタバレ注意)

2012年に米国で出版され、全米のスターウォーズファンを熱狂させた小説ダースプレイガス が遂に日本で発売されました。この5年半の忍耐がようやく終わったのです。その間、新作が次々に公開され、制作権の解放すなわちフランチャイズが世間の娯楽ニーズに応えられる事をディズニー、ルーカスフィルムは実証しました。
米国での最新作ハンソロは興行収入が残念ながら若干下回りましたが、EP9公開に向け、「スターウォーズ 疲れ」の教訓を教えてくれました。世間はカノン設定に夢中になった訳ですが、レジェンズ設定は勿論ファンの中で生き続けています。

ジョージルーカス監督が渾身を込めて製作したプリクエル三部作のレジェンズ設定は
実に巧妙に完璧に考え抜かれています。ルーカス監督が実写エピソードで骨太のストーリーを構築、開拓して、小説、コミック、ゲーム、アニメのクリエーターの方々が肉付けしていくプリクエルは実に壮大な創造物として私たちの期待をはるかに超える作品に仕上げてくれました。

その過程で作家ルシーノ氏の功績は計り知れません。彼は様々な派生作品を熟読して相互の矛盾点、改良点、強化を熱心に描いてくれました。
その集大成がダースプレイガス なのです!
パルパティーンの子供の頃はどうだったのか?シスの秘密は完全に明らかになるか?プレイガス の生命の創造とは?そしてダースプレイガス の悲劇とは?その全てが明らかになる一級品です。

さて休日にひとまず上巻を読みました。とにかく面白く、刺激してくれます。
数々のレジェンズ設定が散りばめられ、自分はまだまだ勉強不足だと感じました。
ダースプレイガス はいかにしてダークサイドのフォースを極めたか美しい文体で描かれ、
師匠テネブラスの殺害後、インターギャラクティック銀行グループの本拠地ムウニリンスト(スキピオ)に戻ります。いつナブーが登場するか楽しみで、船が故障してナブーに行くのか?とかいろいろ想像していました。(EP1のタトゥイーン着のように)
結局外れますが惑星ナブーのプラズマ輸出の件でインターギャラクティック銀行グループのヒーゴダマスク(プレイガス)がナブーに働きかけます。
ヒーゴダマスクはアウターリムの情勢に深く関わっており、ハットがタトゥイーンを支配しようとする初期の過程や、通商連合が多数の種族で構成する理事会の創設、通商連合が元老院で影響を強めていく様子(議席の確保)など、ここまで明らかにするのか?と、とにかく驚かされます。
私はプレイガス の実験よりもこういう設定を読むことを期待していたのです!

やはりパルパティーンとヒーゴダマスクがナブーで出会う場面には感激しました!
17歳の学生パルパティーンを見つけ、ヒーゴが名乗ろうとしたら…
さすがシスに選ばれるだけあって洞察力は計り知れない。そして頭脳は子供ながら銀河政治の本質、問題点を見抜いています。
ここで疑問に思ったのは果たしてフォースの能力は使えたのか?フォースについて自覚していたのか?という点です。プレイガス が見抜けない程、心の壁が強い人間でした。
まさにシスの秘密主義を貫くのに相応しいとプレイガス は認めたようです。
誰にもフォースの能力を悟られることなく、研ぎ澄ましているのはジェダイになりたくなかったからでしょう。クローンウォーズ、「ホロクロン奪取」のセリフ、「この子たちをジェダイの無駄にさせるべきでない」を思い出しました。またジェダイに選べられることなくフォースと付き合う様子は、「フォースの覚醒」の主人公レイの生い立ちもありましたね

とはいえ勤勉な学生というより、ワルです。ここでは明らかにしませんがパルパティーンが自身が悪いことをしている自覚は全くないです。怖すぎて少しにやけてしまうような事
が書かれています。まあ普通の人間なら、将来シスの計画を立案、実行できるようにはなれないよなぁと感じました。パルパティーン自身平凡な生き方は望んでいない。心の壁の裏で野心、怒り、理想、支配欲を燃え滾らせている。それを人に感じさせないのです。プレイガス を除いては。

そしてどんなふうにプレイガス はシスに誘惑するのかですが、ヒーゴダマスク自身の過去を打ち明けたのです。それにパルパティーンは共感してシスについて興味を持ち始めます。
EP3でアナキンがダークサイドに落ちる場面と照らし合わせました。
シディアスはアナキンの弱みを握って二者択一をするように誘導しましたが、ここでプレイガス はパルパティーンの弱みを握っているようでした。パルパティーンを怒らせない程度に。銀河で二人目のシスに選ばれた。マスターの正体を知った驚異度は読んだ限り、違うなぁと感じました。

まだ上巻ですが、将来アナキンに語るダースプレイガス の悲劇はこうして構成されていたのか!と思わずにはいられません。

シスのグランドプラン、ナブー封鎖事件、クローンウォーズ計画は実行するまで時間が長かったようです。一万人のジェダイを一瞬で始末して、元老院を骨抜きにするには?
まだ考えついていません。


下巻が楽しみです。が、まだ読みません。さらに上巻を極めます。

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