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注目

スローンは皇帝の疲労を見抜いていた

帝国は疲れていました。 体制維持につぎ込む膨大なコストに悩まされていたのです。 そもそも旧共和国の衰退期に、戦時下の中、急遽構築された国家であり、 戦後もそれを継続するのは無理があったのです。 皇帝の疲労は隠蔽され、体制維持につぎ込むコストは途切れませんでした。 スローン大提督は見抜いていた。 不効率で巨大な戦争マシンは長生きしない。 皇帝一人に権限が集中する原理が、疲労の根源です。 しかし皇帝に権力を手放すことは進言できない、帝国の体制に関わる。 結局、皇帝と右腕は倒され、帝国はあっけなく崩壊します。 スローンの見抜いた通りになります。 皇帝の死が体制維持につぎ込むコストを停止した。 従って、スローンは第二の皇帝にはなりたくない。ならない方がいい。 疲れない帝国、次世代の帝国を目指します。帝国の欠陥を克服する。 長生きする次世代の帝国。 体制維持につぎ込むコストを削減する一番の方法は、 国家運営を新共和国に負担させて、押し付けることです。 この際、安全保障に特化した軍事組織にすべきです。 つまり帝国のような国家でないのです。 疲労からの解放は、機動的で機敏、軽量、即応的になれます。 帝国はクローン戦争の絶対的勝利で生まれましたが、 ファースト・オーダーは、帝国の敗北で生まれます。

ヨーダの種族を謎にしたルーカス監督

銀河社会では数多くの種族が生きています。惑星によって人口、思考形態、外見など様々ですよね。
トグルータ、ビス、ムーン、ウーキー、サブラク、アンバラ、ジオノージアン、人間…言い出したら、キリがありません。
その中で人間は共和国創設の主役であり、のちの帝国においては、他種族を差別していました。共和国時代に歴代の最高議長は差別主義を撤廃して、多民族共同体を理念に掲げていたのです。
長引く元老院の腐敗と堕落、古くなる憲法の下では、思考形態の違う種族同士の民主政治は限界が
あったのかもしれません。意見がバラバラ過ぎて、決議に時間がかかり、やがて分裂します。そこで皇帝を僭称したパルパティーンが提唱した独裁制は、人間こそ優れた人種あり銀河を統治する上で最もふさわしいと銀河に浸透させました。事実、人間よりも能力が高い人種がいましたが、人口がコアで最も多いのが人間です。パルパティーンが人間でなければ、違っていたかも知れませんね。事実、パルパティーンは人間であることに優越感を持っていました。

さてフォースに敏感ならば、種族に関わらず幼い年齢でジェダイ聖堂に迎えられました。多民族種族をまとめていた中心人物が、ヨーダです。ヨーダは自分の種族を決して明かしませんでした。もし明かしてしまったら、ジェダイ騎士団を率いる上で重要な”客観的な判断”が下せなくなってしまうからです。(自分の種族を明かさない様にする方法は出身について忘れてしまうことだったかもしれません)(ウーキーは長生きしますがヨーダの種族ほどではない)
ヨーダは聖堂にやってくる赤ん坊に出生について教えません。家族の存在が厄介なことはアナキンスカイウォーカーの件でわかります。

ヨーダは何百年も生きました。仮にヨーダと同じ種族が大勢いることが銀河社会に認知されてしまったら、銀河社会の生命原理が根本から変わってしまいます。
スターウォーズはあくまで人間がつくりあげた地球の歴史、哲学、学問を踏襲して構築されていますが、一回の人生が数百年も長かったらその前提が成り立ちません。ルーカス監督は時間に追われる人間社会をスターウォーズの世界に反映させたのです。
人生は一回きり、その寿命は限られています。

ジェダイもシスも不死を可能にする方法を長い間模索していました。しかし、それに近づけたのはダースプレイガス だけ。ヨーダはフォースの霊体になりました。
プレイガス をシディアスは始末します。もし不死を可能にする方法をプレイガス が実践してしまったら、シディアスは死ぬまでマスターになれないと警戒していたのです。
パルパティーンも他の生命同様、寿命が永遠でないことを承知していました。だからこそ、短期間で権力を掌握できる方法を必死に受け継ぎ考え抜いたのです。


結局不死を可能にする資格なんてありません。もし実現しても何か成し遂げられる等、文明に貢献できるとは限りません。

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