スキップしてメイン コンテンツに移動

注目

デススター建造長期化に腹立つ皇帝

ゲイレン・アーソのせいでデススター完成は遠のいていました。 実は技術的な問題でなく、人為的な問題だったのです。 皇帝の不満はターキンに向けられ、ターキンの不満はクレニック長官に向けられる。 皇帝はデススターの実態が暴かれる事を恐れていた。 デススターほどの巨大な機密体制を長期間維持するのは、困難だったのです。 惑星を丸ごと破壊するような大がかりな宇宙ステーションだから、関わる資源も人員も膨大です。元老院は勘づいていた。 クレニックは機密をなんとしても維持することに神経を尖らせた。 ターキンに警告されます、皇帝の忍耐の限界。 デススターの機密に違法にアクセスしたISBのデドラ・ミーロが浮かびます。 どうやらISBの重要ターゲット、アクシスの正体を突き止めた。 デススターの巨大な機密が邪魔しており、ISBは長年、アクシスを特定できなかったのです。 クレニックにとって、アクシスなどどうでもよかった。 それよりもデススターの機密が漏洩したのが許せない。徹底して隠蔽します。 しかし見方を変えれば、巨大な機密がインテリジェンス体制の弊害になっていたことを意味します。アクシス以外にも様々な問題が生じているでしょう。 デススターが破壊されない限り、解決できません。 惑星を丸ごと破壊したい皇帝の夢をかなえる筈が、帝国の足枷になっていた。 機密は小規模で細分化、短期間で効力を失う方がいい気がします。

シークエルトリロジーは画質クオリティが落ちているのか?

私と同世代のファンからは、フォースの覚醒、最後のジェダイは、映像の完成度が落ちているのではないか?という意見を目にします。
確かにジョージルーカス監督が主導したプリクエルトリロジーは、当時の映画業界において最先端技術を投入した最高品質のSF映画でした。当然、公開まで多くの時間を割いていました。

その延長戦でシークエルトリロジーを制作した方がよかったのではないかというわけです。

しかし、
フォースの覚醒、最後のジェダイは制作段階において、短期的に手抜きしていた訳ではありません。彼らプロの制作陣は次世代の映像技術を意識しているのです。それは単にクオリティの高い映像を観客に提供することだけではなく、作品を見る体験そのものを考慮する必要があります。

スマホやタブレッドの登場、 SNSによる映画制作の民主化、そして再生回数やディスプレイの進化、ダウンロードストリーミングの可能性です。

例えばプリクエルをスマホで見たとしましょう。確かに映像が綺麗ですが、ダウンロード速度が追いつくとは限りません。どこにいても通信速度や通信環境が維持できるとも限りません。
見る前に本編をダウンロードするにも、時間コストがかかり疲れてしまいます。
映画館で観た映像美を再現できるには、技術的な制約がつきまとうのです。

これを解決するには通信端末の進化や5Gなどの次世代のインフラを拡充する必要があります。
同時に本編の制作段階から、視聴ニーズに応じた映像を作る方が、理にかなっていると考えられました。数回だけ観る劇場の大スクリーン向けを前提に制作するのではなく、何回も様々な機器で見る個人的多様な楽しみ方を想定して作ろうという試みです。

具体的には圧縮しやすいデジタル映像、映像テンポのスピードや様々なディスプレイに均等に見える色彩、解像度、コントラスト、俳優の立ち位置、印象的なコンセプトアートの採用、照明の当て方、フィルムの種類の検討、カメラドアップの検討..などです。

その成果がシークエルトリロジーです。実際に制作する上でプリクエル時代のクオリティは過剰だと見なされます。小さな画面で見るには繊細すぎて、シーン の構図が複雑になり過ぎたのです。プリクエル制作時にアニメーターを総動員した制作方法は時代に合わないと見なされた。そこでクオリティ緩和に至ったと考えられます。
数年後には正しい決断だったと評価されるでしょう。

スターウォーズは映像業界を牽引する映画です。映像技術の延長線を追求するのではなく、娯楽の体験そのものを重視する事も大切です。


人気の投稿