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注目

スローンは皇帝の疲労を見抜いていた

帝国は疲れていました。 体制維持につぎ込む膨大なコストに悩まされていたのです。 そもそも旧共和国の衰退期に、戦時下の中、急遽構築された国家であり、 戦後もそれを継続するのは無理があったのです。 皇帝の疲労は隠蔽され、体制維持につぎ込むコストは途切れませんでした。 スローン大提督は見抜いていた。 不効率で巨大な戦争マシンは長生きしない。 皇帝一人に権限が集中する原理が、疲労の根源です。 しかし皇帝に権力を手放すことは進言できない、帝国の体制に関わる。 結局、皇帝と右腕は倒され、帝国はあっけなく崩壊します。 スローンの見抜いた通りになります。 皇帝の死が体制維持につぎ込むコストを停止した。 従って、スローンは第二の皇帝にはなりたくない。ならない方がいい。 疲れない帝国、次世代の帝国を目指します。帝国の欠陥を克服する。 長生きする次世代の帝国。 体制維持につぎ込むコストを削減する一番の方法は、 国家運営を新共和国に負担させて、押し付けることです。 この際、安全保障に特化した軍事組織にすべきです。 つまり帝国のような国家でないのです。 疲労からの解放は、機動的で機敏、軽量、即応的になれます。 帝国はクローン戦争の絶対的勝利で生まれましたが、 ファースト・オーダーは、帝国の敗北で生まれます。

ルーカス監督とプリクエル



5月末配信開始のSWドラマ「オビ=ワンケノービ」が近付いています。

毎日、スターウォーズを愛する世界中のファンはイライラしています。「まだか..」

イライラが加熱する程、「オビ=ワンケノービ」の期待と需要は高まります。

SNS上で、「こうじゃないか」「ああじゃないか」と多く投稿され、想像が異常に膨らみます。


この状況に満足しているのは、創造主ルーカス監督です。彼は配下のルーカスフィルムをケネディ社長を通して、この状況を俯瞰しています。SNSでファンを刺激して、イライラを助長、期待を不安を最大限煽って、過剰な欲を生み出します。


見ての通り成功しています。


ルーカスは、大のプリクエル好きです。自らの資産で製作費を存分に投資、贅沢な映画作りを行いました。正直、シークエルは敵いません。JJに一任してスカイウォーカーサーガという大衆映画を完結させましたが、ルーカス自身の本当の関心事は「実験的作品」です。


プリクエルは、CGテクノロジーの導入から脚本に至るまで、これまでになかった試みを本格的に本気で始めた作品です。JJは、後に続くスターウォーズの新参者に過ぎません。

当然、ファントム・メナス公開後に批判はありましたが、リスクを承知で映画を作る姿勢は見習うべき。そのお陰でプリクエルファンを確実に生みました。(日本でいう平成世代のファン)


そんなプリクエルファン(ルーカス支持派)が「オビ=ワンケノービ」に期待する現象に大変満足されています。予告編に使われた「運命の闘い」と尋問官に歓喜しているファンを見て、ルーカスは自身の作りたかった作品作りが支持されたと大変お喜びになっています。

まさかシークエル完結後、こんな体験できるなんて、思いもしなかったでしょう。


次に予告編に使う秘密兵器は、ヴェイダー卿でしょう。

悪のモンスターでなく悲劇の元ジェダイを、ヘイデンクリステンにどのように演じさせるか、彼は知っています。

プリクエル制作過程で妥協した試みを最新技術で実現します。


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