注目
共和国は何度も敗れそうだった
シスの復讐から、17年経っても人気のあるクローンウォーズ計画。
この投稿に出会った人はラッキー!最近スターウォーズが好きになった人でも解ると思います。
銀河の歴史の重大な分岐点となったクローン戦争で、共和国は分離主義勢力を負かしました。
揺るがない勝利、民主主義の勝利として記憶されています。
しかし、その勝利は嘘と欺瞞に満ちていました。実際は早期に共和国が敗戦していても、おかしくなかったのです。なんと、何度も何度も分離主義勢力が勝利するチャンスはありました。
しかし、何故か共和国は敗戦しなかったのです。おかしくありません?分離主義がわざと共和国を生かしていた。。そう感じても不思議ではないです。
実は本当でした。
ドゥークー伯爵、グリーヴァス将軍は、共和国を混乱させて痛めつけても、止を絶対に刺さなかった。引き上げて別の戦闘に移ります。
結果として、共和国は軍事的に強くなるしかない。
何度も何度も危ない目に遭ったのですから。何度も国家が破綻しそうな事態になったのですから。
共和国元老院は、敗戦する直前だったという事態に怯え、怖くなり、共和国を強くする為に(戦いやすくする為に)、強硬な法案を次々に成立させていきます。
憲法の修正を何度も行なったのは、その代表例です。
それが3年続き、共和国は実質民主国家ではなくなります。独裁に変わります。
これがシス卿の狙いでした。ドゥークー伯爵やグリーヴァスに止を刺すなと命じていたのは、シディアス卿です。
弱い筈の共和国を、分離主義勢力が勝てる筈でも、適度に刺激するのが目的です。
共和国を打ち負かす?徹底的に痛めつける? そんな気ありません。
極端な話、分離主義は共和国に勝つのが目的ではないです。最終目的は、共和国を軍国化して強靭にする事。だから極限まで共和国を追い詰め、元老院を怯えさせ、元老院に考える時間を与える。そうしたら、自然に共和国は強靭になってくれます。
シディアス卿は、ドゥークー伯爵やグリーヴァスに与える情報、ジェダイに与える情報を巧妙にコントロールしていたのです。それにより、数週間で終わるはずの戦いを、銀河全域に膨らませ、長期化させました。双方で筒抜けになる情報を巧みにコントロールしていた訳ですね。
大規模な戦争をたった二人のシス卿が管理下に置いていた。そのシス卿は共和国最高議長その人です。
表向き、共和国が負けてしまうとか、愛する民主主義が崩壊してしまうとか嘆いていれば、国民は同情してくれる訳ですね。
ちなみにシス卿が管理している戦争ですから、その気になれば、戦争を終わらせる事も可能なのです。シス卿しか終わらせられない。
あれだけ戦争を終わらせる事に必死な人が大勢いたのに、たった二人のシス卿に戦争の勝敗が委ねられていた。恐ろしいですね。。