スキップしてメイン コンテンツに移動

注目

モール シャドウ・ロード 第一週 感想(ネタバレ注意)

⚪︎ シディアスの教え「マスターに学んだことが役立ちました」 ー準備は念入りに、実行は一瞬。そして手にするー クレジット輸送車を襲うのから始まりますが、やはり夜。 目撃者を少なくする為でしょう。部下は少数の精鋭、モールに忠誠を尽くしている。 モールは配下の者にやらせ、どうしても必要になったら実力行使です。最小限のコストで遂行。 不測の事態に備え、罠を仕掛けます。罠が多いほど、成功率が高まる。 「この手口、鮮やかすぎる」(プロの犯行) 監視カムや記録も抹消、お見事です。事前に設置位置を把握していたのでしょう。 ー敵対する者同士を争わせ、ライバルを始末するー モールはまず裏切った犯罪シンジケートに制裁を課す気だ。 シディアスなら、どうするか?互いに争わせるのです。共食いだ。 巧妙な少しの刺激(銀行ドロイドのメッセージ)を使えば、効果絶大。 誤解して争い合う連中は見ものでしょう。ライバルを一挙に葬る。モールは手を汚さない。 かつてシディアスの巧妙な情報操作に嫉妬していたのだ。 ー敵の懐に潜り込むー モールは帝国軍がうじゃうじゃいるコルサントにあえて潜伏しています。 もしかしたら、かつてシディアスが用意した隠れ家かもしれません。 帝国はまさかこんな近くにシャドウがいるとは思いもしないでしょう。 近いほど安全なのです。しかし刺青を全身に纏っているので、夜しか行動できません。 ⚪︎ 帝国に知らせない刑事 なるべくライトセーバーを使うのは控えた方がいい。 ジェダイが滅んだ銀河で目立ってしまうからです。 監視カムを破壊したつもりでも、刑事に記録ホロを押収されてしまう。 これは帝国(ISB)に見つからず水面下で行動するモールにとっては問題だ。 帝国を怒らせたら、勝ち目はない。(秘密主義こそ我らの強みなのだ!) あいにく今の段階では、刑事はISBに通報しない。好都合です。 やはり皇帝はモールが生きていると見抜いている。探して始末したいのです。 尋問官を送り込む気でしょう。(シスの技はヴェイダー卿から教わっている) ⚪︎ ジェダイが滅んだ銀河 銀河のフォースのバランスはシスに傾いています。 皇帝、ヴェイダー卿、モールの感覚は強まっている。 皇帝はジェダイを壊滅させ、戦争に勝利、帝国の創立に安堵しています。 ま...

ファイナルオーダー失敗の本質

シスエターナルが実行させたファーストオーダー計画の侵攻作戦は、強かで入念な準備により、事実上成功しました。帝国の復活はありえないとされていた銀河全域に軍を侵攻させ、新共和国の不意を突いたのです。

 

しかし、侵攻作戦には成功したもの、その後の体制維持は容易ではありません。後方支援や兵站補給など莫大な資源が必要な筈ですが、実は無かったのです。銀河全域を怒らせ、リスクのある軍事作戦を強行しても、その後の銀河統治については準備不足だった。侵攻作戦を成功させる事に必死でも、その後のプランが欠如していました。

 

そんなファーストオーダーにとって、シスエターナルの援軍ファイナル・オーダーは喉から手が出るほど欲しがっていた。ジストン級スターデストロイヤーを銀河全域の急所に展開させて、惑星破壊の火力で射程に収める。疲弊したファーストオーダーを援護するだけでなく、その後の銀河統治、体制維持を確かにする上で重要です。

 

しかし失敗した。ファーストオーダー内のスパイ、ハックス将軍の情報漏洩が指摘されやすいですが、個人的にファーストオーダー計画の構造的欠陥、弱点が綺麗に露呈した為だと思います。

 

ファーストオーダー計画は、軍縮と銀河停戦の最中に考案、実行されました。水面下で行われ、低コストで徹底した効率化に基づきます。帝国の反省に基づき、軍事戦略自体を主体に置き、権力闘争を極力省き、独裁の国家運営に要するコストを大幅に削減しました。

少ない兵力をいかに効果的に運用するか徹底していたのです。

 

帝国絶世期を経験した銀河市民は、ファーストオーダーの軍備や規模が小規模である事に気付かなかったので、再び恐怖で抑え込まれます。効率的に支配されてしまったのです。

 

しかしファイナル・オーダーは来なかったので、ファーストオーダーは危機的状況に置かれます。疲弊は増し、士気も低下していきます。少ない兵力を効率的に効果的に運用していたのが、全部裏目に出ます。敵が少ない兵力でも本気で反撃してきたら、容易に負けてしまいます。体制維持には向かないのです。銀河市民を恐怖で抑え込んだつもりでも、実際の兵力が弱いことがバレたら、反乱活動の好機になります。効率化の徹底や効率化の追求は、結果的に脆弱化の温床になりました。

強硬な侵攻作戦で銀河を怒らせたツケとも言えます。この時、銀河を怒らせたリスクをファーストオーダーの若手は初めて理解します。

 

 

 

これはシスエターナルが思い描く最悪のシナリオです。

ファーストオーダーは水面下で準備していた計画であったので、ファーストオーダー全体の兵力の実情はトップシークレットの筈でした。

スノーク亡き後、カイロレンがファーストオーダーを統合していく過程で、内部から兵力の弱さが共有されていったのです。

スノークは内部の人員にさえも実際の兵力の規模を隠す為に、周到に分散統治を行っていたのです。

 

スノークにファーストオーダーを統制させる際、若手の人員は騙し易かった。しかし帝国にいた経験豊富な軍人は、体制維持の難しさを理解しています。彼らなら銀河全域への侵攻なんて、リスクのある作戦には消極的でしょう。だからスノークは、ファーストオーダーを若い人材で構成していたのです。


人気の投稿