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バッドバッチ S3 最終話 感想(ネタバレ注意)
⚪︎ヘムロックとクレニックを競わせるターキン
ターキンの配下にいる二人は、帝国の予算をめぐって競います。即ちネクロマンサー計画とスターダスト計画どちらが成功するか。どちらも多額の費用を要す帝国の極秘計画です。
ターキンはどちらか一方が成功するかもしくは両方成功しても成果を独り占めする気です。
クレニックと違い、ヘムロックはネクロマンサー計画についてターキンに伏せている。多額の投資をしている以上、説明して欲しかった。ヘムロックは皇帝には説明していましたが。
おそらくネクロマンサー計画の成果をターキンに奪われる事を警戒していたのだろう。(クレニックの方はターキンに正直だった)
オメガがジロビーストを逃した事で、コルサントに報告が挙がる。皇帝の怒りは尋常でなかったと思われる。ターキンに資金の回収とネクロマンサー計画の痕跡を抹消させる。
ターキンは、戦死したヘムロックに全ての責任を負わせる。後始末だ。
タンティスの一件で、スターダスト計画に更なる予算増額を促した。クレニックは満足しているだろう。
⚪︎ランパードは真相を知る
計画の全容を知るのはヘムロックとナラセ。「皇帝の野望は不可能です」「なら可能にするまでだ」ターキンとエメリーは知らない。ランパードはナラセから聞くがまもなく爆破で死にます。
極秘計画です。スターダスト計画同様、説明できない投資に帝国内部でも不満があったようだ。
失敗した以上、全て抹消する必要がある。皮肉な事に、ナラセと共に研究成果は失われた。
ランパードがナラセを追わなければ、帝国は研究成果を得られただろう。ターキンはかなり悔しむ。帝国の投資が無駄になった。
もしランパードが生き延びていたら、研究成果は失われず、帝国士官に復帰していただろう。
これはターキンにとっては不都合な話である、そもそもランパードを裏切るように皇帝に提案したからだ。
⚪︎工作員養成
ヘムロックはハンター達も工作員に洗脳しようとする。生き残ったクローンを実験台にしていた。「彼らは帝国の所有物です、許可を取る必要はないです」
工作員の指揮官はヘムロック。工作員は帝国の正規の指揮系統には属さないので、帝国内部でも実態は不明だった。しかしヘムロックは皇帝には説明していたと思われる。ターキンには言いたくなかったが、それでターキンから不審視される。
⚪︎インペレーター級初号機を皇帝は与えた
残った資金を回収後、ターキンはインペレーター級でタンティスを爆撃するだろう。
最新鋭のデストロイヤーである。ヴェネター級より進化しており、破壊力がある。
おそらく初号機を皇帝がターキンに渡した。ターキンは試し撃ちという意味でもタンティスを爆撃する。それをコルサントから皇帝が見物するのだ。「準備出来次第、片付けろ」
カミーノのティポカシティの攻撃より破壊力がある筈だ。
ネクロマンサー計画を闇に葬る。当然、タンティスの一件は公表されない。帝国は全力で揉み消す。これが漏洩すれば、大問題になる。好都合な事に、タンティスに住民はいない。座標が分からないように設計されている。
追記;年老いたハンターと大人になったオメガの登場。
レックスがエンドアの戦いに参加した噂があったが、この年老いたハンターと同年齢である。
反乱同盟の大義をクローンの生き残りも支持する。クローンのネットワークも反乱軍の為になるだろう。