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アコライト 第八話 感想(ネタバレ注意)
遂に最終回を迎えたアコライト。初心者でもわかる内容で、個人的に若干物足りない印象があるが、正統なカノンである。映像のクオリティは確かに高く、ライトセーバー戦は多くの共感を呼んだ。初心者でも「スターウォーズらしいな」と思えるように作られている。
⚪︎マスターヴァーネストラによる元老院での釈明
「16年前 4人のジェダイが惑星ブレンドクに駐留し、魔女のフォース・カルトを発見。争いが起こり 大勢が犠牲に。4人は共謀しその行為を隠しました
最近、その事実が露見しかけ、汚れたジェダイのソルが共犯者を殺し保身を図った。
最高評議会を代表し、ソルの行為を糾弾します
断言しますが、これは1人の堕落した男が起こした悲劇です」
見事にシスの存在を伏せられた、プレイガスの巧妙な操作に驚く。
あれだけジェダイの死傷者がいて不安になったが、デリケートな展開を巧妙に操ったのだ!
「フォースの暗黒面がジェダイの目を曇らせている」
ヴァーネストラは焦っている。評議会に正直に報告せず、事態を収拾できない事に苛立っていた。その焦りをシスに利用されたのだ。
⚪︎お膳立て
ソルとメイをブレンドクに誘い出し、カイミールとオーシャもブレンドクに行かせる。メイとオーシャを再開させて、和解させる。
真実に行き着きソルが母を殺したとして、ソルを敵視させる。あとはカイミールと二人でソルを始末させればいい。
プレイガスは、カイミールから聞き出し、16年前の事件を客観的に分析、ソルの失態だと見抜いていた。それをうまく利用したのだ。
思惑通りになり、オーシャをカイミールの弟子にする事もできた。
ヴァーネストラは、まさかカイミールの上にマスターがいるとは想像できないだろう。
(弟子に弟子を持たせるプレイガス。二人の掟を意識させて欺く)
⚪︎一歩遅かったジェダイ
ヴァーネストラたちがブレンドクに到着する頃には、ソルは死んでメイとオーシャは去っていた。
カイミールの元マスター(ヴァーネストラ)がブレンドクに来たのだ!
双方とも存在を感じたようだ。
おそらくヴァーネストラにもカイミールについて伏せたい事があるかもしれない。そしてカイミールもヴァーネストラと対峙する事は絶対に避けたいようだ。(プレイガスは知っている)
シスの実態を隠蔽する上で、好都合ではないか!
ヴァーネストラ達はカイミールを目撃していない。メイの記憶を消去させる。
こうしてメイからカイミールの事は漏れないし、ソルは死体だ。
同時にオーシャはシスに寝返った。
⚪︎ヨーダは気付いた?
評議会の長ヨーダは、多数のジェダイの死傷者に驚愕している。
しかしシスが絡んでいる事を見抜けなかった。証拠がないから。
ソルが生きていて欲しかった。。そう感じているに違いない。本当にソル一人が裏切ったのか?
ソルに隠していた事を正直に言わせたら、ヨーダはシスの存在を把握できた筈だ。プレイガスは支障をきたすだろう。
メイとオーシャを訓練するか、評議会の判断を最終的に下したのはヨーダである。当時、評議会に報告してきたインダーラの死も悔やんでいるに違いない。
「フォースの暗黒面は見えづらい」
もしかしたら、ヨーダはメイの記憶を復元できるのではないか?