注目
新共和国政府はスパイ天国
⚪︎帝国の解体
停戦協定を結んだ後、新共和国は帝国の資源を平和目的に吸収します。
独裁国家を解体するのです。
しかし皇帝が死んでも、帝国が完全に滅んだわけではない。帝国のイデオロギーは生きており、皇帝を倒した事への報復を望んでいました。独裁の方がいいと思っています。
帝国の資源を有効に吸収できていた訳ではない。解体と言っても、意外と不効率で機械的に処理する実態です。
これは帝国の工作員を新共和国に大量に潜入させる絶好の機会。数々の穴に工作員が潜りこみます。帝国の残党が全て未知領域に逃げた訳ではなく、「更生」して新共和国内部に潜入していたのです。
のちにファーストオーダーの諜報ネットワークになる。
⚪︎新共和国内部での工作活動、作られた平和
新共和国の政策に影から影響を及ぼし、新共和国を有事に弱くします、安全保障を疎かにさせます。だから軍備が脆弱なんです。
新共和国がファーストオーダーの実態に気付いても、新共和国内部で隠蔽します。ファーストオーダーに有益な情報を盗み、新共和国に弱点を埋め込んだりします。
不都合な政治家、軍人、科学者たちを失脚させます。
分散化と民主化を意図的に促進させます。冷戦期は安全保障上の危機を意図的に防ぎ、有事に目覚めさせない。有事に弱い事に気付かせない。
帝国の反省を大胆に宣伝します。皇帝の死を喜ばせます。軍縮を守らせ、戦争を風化させ、平和を謳歌させます。帝国の復活はありえないとさせます。
一方のファーストオーダーに新共和国の工作員は潜っていません。ファーストオーダーの実態がわからないのです。
冷戦が長引く程、ファーストオーダーは軍備を蓄えられます。
新共和国は影から操られていた、死んだはずの皇帝に操られていたのです。
新共和国政府は敗北した帝国が水面下で構築した傑作です。表向き反乱同盟が民主主義を再建したとされる。エンドアの戦いのあと、確実に油断していた。
(モンモスマ以上に)コントロールしやすい者を最高議長に当選させる。
(ファーストオーダーの工作資金は潤沢である)
ファーストオーダーは国家運営には消極的なので、国家運営を新共和国に負担させる目論見もありました。
⚪︎スターキラーの破壊
終わる時は一瞬です。数千億の不意を突くのは容易だった。
しかし多くの工作員も犠牲にしなくてはならない。