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メガ級スプレマシー:移動できるコルサント
帝国絶世期、コルサントは純粋に中央に君臨する司令塔だった。
コルサントに依存しており、多大な負担がかかる。
皇帝がいる事は当然であり、セキュリティと防衛力は銀河で一番強固だった。当時の帝国の体制を象徴している。
従って、もしコルサントが奇襲攻撃を受けたら、体制に影響する。
一本化した司令塔が襲われる事を意味するので、どんなに強固なセキュリティと防衛力を有していても、事実上脆弱なのだ。どんなに強固にしても、脆弱である事に変わりはない。コルサントさえ攻撃すればいいのだから。
帝国のこうした懸念から、コルサントそのものが移動できればいいという発想が生まれる。移動する事で中央集権体制とは違って、奇襲攻撃されるリスクを下げられるのだ。しかしコルサントは惑星だ、移動できない。
帝国崩壊後もスターデストロイヤーの開発は打ち切られる事はなく、先進的なテクノロジーをファーストオーダーは購入し続けた。
テクノロジーの進歩で地上から完全に独立したスターデストロイヤーがようやく実現した!スノークは移動できる司令塔にすべく、自ら乗って指揮した。
帝国がコルサントに負担していたコストすなわち体制維持のコストを、大幅に削減。
コルサントが有していた司令塔の機能をほとんど搭載しており、スノークが指揮命令において困る事はなかった。中央集権のリスクを克服できたのだ!
(なんと内部に兵器を製造できる能力も有している)
ファーストオーダーは中央集権を否定している、従って、移動するコルサントは好都合だ。一極集中とは真逆である。
さらにファーストオーダーはスノークが死んだ場合も想定できていた。
すなわちスプレマシーが破壊されようが、システムは柔軟に対処できてしまう。よって、スプレマシーに参謀が全員乗っている訳ではない。分散化している。
新共和国からすれば、スノークがどこにいるか分からない。ファーストオーダーの実体が分からない。奇襲攻撃を仕掛ける事が不可能になる。逆にスノーク自らが奇襲攻撃を仕掛けて来ることがあり得るのだ!
巨大な原子力潜水艦に独裁者が乗っているようである。
先進的なファーストオーダーを象徴している。
※デススターは移動できるが、あくまで惑星破壊兵器であり完全な司令塔にはなれない。