注目
キャシアン・アンドー S2 第三週 感想(ネタバレ注意)
⚪︎モンモスマの演説「皆が生み出した怪物」
そもそもパルパティーンは独裁者になる気はなかった
非常時大権成立時の共和国元老院を思い出して下さい!
議会が望んで、パルパティーンに強大な権限を与えたのです。
パルパティーン本人は遠慮していたぐらいです ”独裁者にはなりたくない”
民主主義を愛し、共和国に献身を尽くす一人の人間に、無理矢理、建国史上強大な力を与えてしまった。パルパティーンは危機の消滅時に非常時大権を喜んで返上すると明言、約束します。これで皆騙された。
議会は、危機的状況は数週間足らずで終わるだろうから何の問題もないと、パルパティーンを信頼していましたが、戦争は長期化泥沼化に陥り、結果的に強靭な独裁国家が誕生します。
この一部始終をモンモスマは注視していた。モンモスマも騙された一人なのです。戦時中、オーガナやパドメなどと独裁体制の解除を求めましたが、戦争は終わらなかった。つまりパルパティーンは非合法な事は何もしていません。
戦時中、議会の承認を欠かさず取り、軍事行動していたのです。何と短期間で憲法の修正も行われます。
皇帝という暴君を生み出したのは、パルパティーンではなく、元老院そのものと国民だったのです。
戦争を終わらせようと必死にもがく程、大権を返上させようと焦る程、パルパティーンにあらゆる権力が集中していきました。帝国はこうして作られた。
(ジェダイに関しては過去の投稿を見て下さい)
この真相を暴露したモンモスマは勇気がある。
皇帝に骨抜きにされた元老院の実態が許せなかったのでしょう。
まるでパドメの演説みたいだった!(パドメの意思)
ゴーマンの虐殺が公になった事で、元老院は存在意義を否定されます。
帝国は元老院の承認なしに、軍事行動を実行したのです。
元老院は実権を奪われ、飾りと化していた。国民向けのパフォーマンス。
戦後、皇帝は元老院を存続させていたのですが、手の上で転がされ生かされていただけ。解散はもう少しです。
⚪︎ISBは元老院を完全に監視下に置いていた
モンモスマは盗聴器を壊します。すべてのオフィスに設置されている。
つまりこれまで全て皇帝に筒抜けだった。
皇帝は帝国への忠誠を探り試していた。反乱活動の実態を暴く為でもあります。
皇帝が議会に出席する事はなかったが、掌握していた。
(Complete Location 最新版を購入しましたが、議事堂にISBの部屋があります)
⚪︎クレニックはカルカイトを手にいれる
スターダスト計画を阻む邪魔、ゴーマンを片付けた。カルカイトを存分に搾取する気です。
実行役デドラミーロに責任を押し付ける気でしょう。帝国のえげつなさ。
デススターはゲイレンアーソの計算通り、動力源の技術的課題を克服します。しかし他のトラブルが発生すると思われます。安堵していたクレニックは悩む。
皇帝はもう少しで惑星を丸ごと破壊できる夢を叶える。
しかし賞賛されるのは、クレニックではなくターキンです。ターキンの方が上手だった、全部掻っ攫う。
デススターを機密事項にさせる事をクレニックは軽視していた、皇帝は賞賛してくれない。
⚪︎議事堂のターボリフトに感動しました
斜め上下にスムーズに動くエレベーターです。
かなり精巧に作られたセットですね。本当に動かないと思いますが、ボリュームCGとの組み合わせが素晴らしすぎる。音とガラスの反射とか見事です。
(Complete Location に描かれていたが、本当に実現してくださった!ありがとうございます)
ここでキャシアンとモンモスマは出会います「友達は至る所に」