ISBが関与した元老院ロタンダの改築
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皇帝は戦後も元老院を一応存続させていました。
相変わらず富を謳歌していますが、実質実権を失い飾りと化しています。本当の主権は、皇帝と参謀、帝国の実務レベルが掌握しています。
その事実を議員たちに気付かれてはなりません。
この際、ロタンダを美しく改築して喜ばせます。
巨大なプールとモダンな建築で、”国民に奉仕する”イメージを演出します。
廊下を白いドゥラスチールで強化して、爆撃に耐えるようにする。
最新のターボリフトを配置、共和国の頃より内部が広くて静かで力強い。
元老院の安全を保障する為です。裏側には高性能な盗聴システムがびっしりです。
「戦争は終わった、もう安全だ」
改築にISBが関与していたと思われます。
元老院ロタンダを銀河一の諜報活動の拠点に作り変えるのです。
つまりロタンダそのものを諜報装置にしてしまう。
金と人、資源が集まるから、おいしい情報があるのです。
これが目当てで、皇帝は存続させていました。
帝国に背く行動しないか?真の忠誠を誓っているか?
議員の演説や議論は、特に充実していない国民向けのパフォーマンスであり、帝国への献身を見せしめる場です。つまりイエスマンばかりです。
ロタンダは帝国の中央集権体制を体現していると言えるでしょう。
皇帝が出席する事は、まずありません。
皆、皇帝が地下でこっそり聞いていると怯えていますが、皇帝はISBの報告を聞いています。
恐怖心を煽っている。
皇帝は改築にあたり、自身が利用していた地下のオフィスをISBに与えたのではないでしょうか。(ヨーダと決闘した紫の部屋です)
この部屋はロタンダ全体の音声を検知する上で、構造上よくできています。
ISBはロタンダそのものを諜報装置にできる事を理解します。
元老院の安全は皇帝が保障しているのです。皇帝に頭が上がらない。
これまで一度もロタンダが爆撃された事はない。
しかし皇帝が元老院を永久に解散するとは、予期できなかった。
モンモスマに次ぐ反乱の予兆を懸念していた。