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注目

カイロレンのファーストオーダー統合化

スノークの死後、最高指導者に即位したカイロレンは指揮系統を再編します。 銀河全域における侵攻作戦は事実上、成功しましたが、今後長期的に体制を維持する必要があります。体制維持は侵攻作戦より莫大なコストが必要です。 しかしファーストオーダーは莫大なコストを有していませんでした。 元々、効率的な特殊作戦を目的とした低コストの軍事組織であり、帝国のような国家運営を想定していないのです。 各地で疲弊していく現状を把握したカイロレンは、全てのファーストオーダーを統合化していきます。実はカイロレンはファーストオーダーの真の実態を、スノークほど理解していなかった。 ファーストオーダーは帝国と構造が違い複雑です。 分散化した効率的な非中央集権体制などわからない。 すなわち弱い兵力で銀河を効率的に支配する事を迫られます。 統合化していく中、兵力物資の少なさに愕然とします。今後長期的な体制維持など無理だ。 スノークを葬る事でシステムを破綻させた事を後悔します。 かつての帝国を再現して、中央に君臨する皇帝にはなれない。プライド元帥は見抜いていた。 カイロレンはさらなる統合化を目指し、エクセゴルに誘われます。 シス・エターナルにとってはファイナルオーダーに移行する絶好の機会です。ファーストオーダーを救済しながら、主導権を奪う魂胆だ。 エクセゴルの艦隊を餌に、カイロレンを手玉に取る皇帝。 ファーストオーダーの疲弊はおいしい状況だった。体制維持を保障してやるのだ。 しかし物量で保障するのではない。多数の惑星破壊兵器を銀河全域の急所に展開させて、恐怖を最大化する。これにカイロレンは驚愕した。スターキラーより惑星破壊のハードルを大幅に低下させたのだ。 “銀河全域の星を少なくして効率化する” “少数の僕による完璧な銀河の統治” “惑星破壊の権限を1人で独占しない”

ミッドウェイとエンドア。

かつて日本軍は太平洋戦争で米海軍を打ち負かすために必死に戦略を練りました。
中立にあった超大国を真珠湾奇襲で敵に回してしまった結果、連合国対、日独伊三国同盟という構図が明確になります。太平洋域において優勢だった日本軍は全ての戦力を結集して、米海軍を相手にしようと画策していました。ミッドウェー海域に米海軍が
集結している情報をつかんでいたのです。水面下で準備して真珠湾奇襲と同じようにする魂胆でした。
しかしながら、その情報は米軍情報局のでっち上げでした。事実、ミッドウェー海域には、もう使わない古い戦艦ばかりでした。空母なしです。
これを知らない日本の最強だった艦隊はまんまと丸ごと、待ち伏せていた米海軍に包囲され、一気に叩かれます。ちなみに空母も。
ミッドウェー情報の過信と戦力の集中が主な敗因でした。

これを題材に集結した反乱軍を、エンドア上空のデススターと反対側で待機した艦隊で待ち伏せる帝国軍の構想を思いついたと推測できます。

これを転換点に米軍は太平洋域の島を一つずつ、力づくで奪っていきます。制空権を握っていたので容易でした。
この戦況が長期化することにより、ルーズベルト大統領の支持率は上がり、軍需産業は高揚します。同時に日本の国力は疲弊していきます。ルーズベルト大統領は戦争終結のためには手段を問わない方針だったので、長期化による軍の戦力はかなり強化されます。それにより米国議会内では中央集権が加速します。ルーズベルト大統領は先勝宣言とともに辞任と中央集権の解除をしたい思惑があったそうですが、そうしないと警戒する議員もいたかもしれません。
そんな中、戦勝が確実になった時点でルーズベルト大統領は病で他界してしまいます。トルーマンが引き継ぎましたが、本当に病死だったのか、疑問に思います。
これを題材にルーカス監督はEP3でジェダイのクーデター/パルパティーンの逮捕のシーンを創り上げます。戦争による民主主義の脆さを学ぶ題材だと思っています。

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