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スケルトン・クルー 第三話 感想(ネタバレ注意)

新ドラマが始動!さすがビジュアルは美しく、脚本も素晴らしい。 スピード、テンポもよく、視聴者を銀河に旅させてくれる。 ⚪︎アト・アティン 裕福な金融都市だと思われます。 建物が頑丈で新共和国の金庫ではないか。保安上、座標が明かされない。 従って海賊のターゲットにされる。シュードロウも狙っている。 まさかそんな星が実在するとは思いもしなかった。 空港がなく、上空に船が飛んでいない。孤立しているのです。 アト・アティンの人々は、自分たちがどれ程裕福か自覚していない。 ウィムは旅行に行ったことがないのでしょうか?行けないのでしょうか?(自由奔放な所がハンソロみたいだ) お昼代にしては、子供に持たせるようなクレジットの額ではないです。 裕福な癖に家庭で宇宙船を所有していない。 親たちは自ら助けに行こうとしない、ドロイド任せ。 まさかハイパージャンプしていくとは思いもしなかった アト・アティンの存在を銀河に知られてはまずい為、捜索願を出せないのです。 困りました。 ⚪︎スキピオの教訓 戦時中、共和国は銀行を国有化しました。スキピオが攻撃下に置かれ、 共和国と分離主義の預金が危機的状況だったのです。 新共和国はこれを教訓に、金庫の場所を伏せる事にした。 それがアト・アティン

カタリスト感想

諸事情により遅くなりましたが、カタリスト上下巻読了しました。
小説ダースプレイガスの出版をヴィレッジブックスさんに懇願していたところ、ローグワン関連のカノン小説として、J・ルシーノ氏のカタリストの出版を実現してくれました!
ルシーノ氏をご存知の方は多いと思いますが、スターウォーズの権威であり、ニューヨークタイムズのベストセラー作家です。10年前のシスの復讐公開時には「悪の迷宮」「暗黒卿ダースヴェイダー」の著者としてクローン戦争の謎解き、整理を手助けしてくれました。全世界のスターウォーズファンに感謝、尊敬されています。
実際に文脈は難解ながら美しい。キャラクター同士の会話は意味深く、時代背景、ロケーション、メカ、食
文化など読んでいて感慨深いです。映画本編で解らなかった設定がセリフなどで詳細に描かれています。
私のブログはルシーノ氏の作品にかなり影響されています。例えばクローン戦争はいかにして民主主義の衰退を招いたかなど、ヒントを数多くいただきました。ありがとうございます。

読んだ印象としてターキンほど難解な文体ではありませんでした。デススター計画の実態を新しいカノン設定で構築されたことが伺えます。クローンウォーズのネタも満載ですよ!

”デススター”のコードネームは作品にはありません。帝国の権威を皇帝にお渡しする前の様々な人間ドラマが赤裸々に綴られています。中心人物はオーソンクレニックです。ローグワンでは正直力不足な印象を抱きましたが、デススター建造を監督するだけの技量があることをこの作品で証明されています。その古い友人で協力に誘ったのがゲイレンアーソとライラです。
三人ともフューチャーズプログラムで育った同級生です。その三角関係が読みどころです。
「なんだ、クレニックいい奴じゃん」って純粋に感じましたが、ゲイレンの才能を兵器開発に従事させるために、妻ライラを利用して従わせるところに悪意を感じます。
クレニックとゲイレンアーソの性格や人格は180度違いますが、互いに惹かれるところがあったようで何かの縁だなぁと感じます。
皇帝陛下のためにエネルギー変換技術を研究するゲイレンアーソは戦時中のアインシュタインに似ています。本当にテクノロジーの兵器転換は怖いですね。
カイバークリスタルから最大限にエネルギーを発生させるにはどうしたらいいか、微分方程式で考え抜きます。もちろんジェダイの残した文献もアクセスしてましたが、ライトセーバー製作法は肝心な部分が残されていなく、ジェダイは技術の盗用に警戒していたようです。
それより、ライラとの夫婦関係がメインです。夫婦の一番の理解者がクレニックです。クレニックなしでは夫婦になっていたか?
幼きジンアーソは大切に育てられ、クレニックは”ジン”と呼んでました!ということはジンは覚えていたのですかね。「知ってるはず、私はジンアーソ。(ローグワン)」

兵器開発のために帝国に利用されたと気づいたゲイレンアーソの行動とは? 逃げることです。
そしてローグワンの冒頭に繋がります。


ああ、皇帝が登場しないのは許せるけど、ヴェイダーに登場して欲しかった。

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