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ドラマ・アコライトの教訓

打ち切りが決定され残念ですが、客観的に思う事を挙げます。 ⚪︎カノンの資源を最大限に使わなかった これまでのSW実写ドラマが成功してきた背景に、カノン設定を存分に活かしてきた事があります。 ルーカスが創造した骨組みをルーカスフィルムが公式の設定で強化して、全ての作品の一体性と整合性を確かにしてきました。新しい発見と同時に、多くの共感をもたらし、理解が深まる効果があります。 しかし、理解するには、ルーカスの骨組みを頭に叩き込んでおくのが必須です。大抵の人はそうでないので、ハードルが高いのが事実でした。 そこでアコライトはハードルを下げます。時代設定をEP1の100年前にして、ルーカスの骨組みにとらわれないようにしたのです。 これはカノンの資源を最大限に使わない事を意味します。 確かにアコライト単体としては理解できて初心者に優しいです。 一方、コアのファンからすれば、かなり物足りない印象になりました。 ⚪︎ストーリーのテンポ 絶大な支持を得ているデイブフィローニ監督の作品の特徴は、「試聴時間が短い事」です。短い制約の中で、いかに視聴者をSWの世界に没頭させられるか考えています。無駄なシーンがないんです。脚本執筆の段階から、ストーリーが洗練されます。設定や画は力強いか?ストーリーは前に進むか? ルーカスが一番弟子に選んだ理由はここにあると思います。 スピードこそルーカスが意識している事です。 しかしアコライトの場合、テンポがゆっくり。時間の制約がないのか、ストーリーの遅さにうんざりしてしまいます。 配信ドラマの場合、毎週待つ訳ですが、裏目に出てしまった。 スピード社会なので、テンポが遅いのは問題です。 ⚪︎シーズン2はコミック、文庫でお願いします 打ち切られた以上、かなり需要あります。今はSWの書籍は沈静化しているので、いい起爆剤になるに違いない。 シーズン2の脚本を変更せずに、独創性を発揮してください。

ドラマ・アコライトの教訓

Lessons from the drama Acolyte

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